今日は、武庫川を先日の続きを西国街道の国道171号の甲武橋から六樋を訪ねて歩きました。
すぐ上流には新幹線の橋梁が架かっています。絶え間ない位に新幹線が通って行きます。あれ、灰色の車体だ!?500系でしょうか。懐かしい車体です。白い車体が多くなったいまは良く目立ちますね。
間もなく広い草原のような所へ、秋にはコスモス園になり多くの人が訪れますが、今年はコロナ禍の為中止になってしまいました。
ここには江戸時代の西国街道の武庫川の渡しがありました。「髭の渡し」です。明治の終わり頃まで舟での渡しが行われていたそうです。

髭の渡し

さらに上流に進んで行きますが、この先から草がボウボウと茂っていて、歩く人が少ないのでしょうね。
県の動物愛護センターがあります。風見鶏ならず風見犬が屋根の上に。
間もなく、伊丹市から流れてきた天王寺川が武庫川に合流地点です。

合流地点

この天王寺川に六樋があります。武庫川の土手を上がって行くと天王寺川の土手にでました。ちょっとわかりりにくかったのですが、丁度通りかかった地元の方に教えていただきました。
天王寺川も草木でおおわれていて取水口がわかりにくかったです。
公園の道路側に機械施設がありました。

調節機

暗渠となっている水門の施設だと思い、川の方を見るとそれらしき形跡が見えました。

六樋取水地点

あれ?草の上にヌートリアがお昼寝中でした。

ヌートリア

六樋は、中世以来各井組が各々武庫川から取水していましたが、昭和2年に合同の取水樋が造られたのでした。
道路を渡ると六樋の碑が建っていて、水路に降りてみました。

六樋碑

井

流れにそった遊歩道を歩いて行くと途中で各井組へと水路が別れていきます。
直ぐ近くに西昆陽須佐男神社がありお参り。流れに沿って下って行きます。

井その2

コサギが

井その3

西国街道を渡って常松春日神社に。新幹線の高架下で今日の歩きは終えました。